星もないような真っ暗な夜の帰り道に一か所だけオレンジ色の街頭しか無く影がやたら漆黒に色濃く見える場所あって人っ子1人居ないからその道の真ん中を足早に歩いていると前に伸びた自分の影がノスフェラトゥみたいに見えてギョッとして立ち止まったら
それはやっぱり自分の影で、えぇでもさっき見えたのは…見間違いだったのかなと思ってなんとなく来た道を振り返ると、
今通ってきたはずの道のど真ん中に薄布のような真っ黒い煙を纏った金色の背の低い踏み台のような玉座がぽつんとあった。
明らかにさっきはなかったのだがあまりにも金色の部分がキラキラとするので
よく見てみたくなって近づいてみると玉座の前にうずくまった子どもの影が急に見えた気がして
あ、これはいけない事だわだめだ逃げよ
と踵返して帰り道に戻って猛ダッシュして、その日は事なきを得た。
別の日に今度は自転車でまた同じような時刻にその道を帰路に急いでいると
同じ箇所でやっぱりノスフェラトゥが出た。
自分の影にしちゃ今日は自転車なのに明らかに人型すぎるシルエットもうこれはやっぱりおかしいと思い、てことは?と振り返るとやっぱりあの玉座がある。
欲が出たワタシはそれをiPhoneのカメラで撮影してみようと思ってしまった。
カメラを起動すると、夜だから太陽も、今までは風もなかったのに急に直射日光浴びた上に暴風受けたような感じで目が痛くなって開かなくなり、あっやっぱやっちゃいけん事したわこれごめんなさいごめんなさいと心の中で平謝りしながら帰路に戻って自転車爆こぎして一刻も早く家に帰ろうとしたら、無我夢中で気付かなかっだけど全く見覚えも無い知らない道走ってた。すごいくねくねしていて、街路樹も何も、背景に何にもない道でこらあかん。。。やっちまった。。。もう帰れない
って観念する夢を観ました。
割と怖かった。