ミイラ展で面白かったのは、

即身仏となる行者は修行に入ると木の皮や草などを食べて極限的に栄養を取らない事で身体の中の不純物を排除していき、

それが功を奏して内臓などを一切取らずとも腐敗せず加工無しでミイラになったのではないかと推測されてるんだけど、‬山で生贄として捧げられた少女のミイラは逆に直前には贅沢な食事を与えられていたとあって

前者は苦行の側面が強いもののその地域の気候や環境も影響するにせよ、意図せず偶然にミイラになるというパターンも多数あるってところ。

江戸時代の兄弟ミイラもそうですね。

ミイラの不思議にも興味は尽きませんが、

デスストはアメリカ舞台にしているけど仏教的なエッセンスが端々に感じ取れるとこが個人的にはグッと来るポイントでした。

雲の糸とかビーチ=彼岸とか後半にいくにつれ装備を持たなくなるところとかね。

仏教の無に還るですよね。正に色即是空です。